100年の伝統技術

鈴松商店は、大正2年から江戸簾の製造専門店として営業して参りました。
素材選別から商品製作まで、一貫して行い、一つ一つ商品に真心をこめて製作しております。江戸簾は、竹、ヨシ、ハギ、ゴギョウなどの天然素材の味わいをそのまま生かし、ときには目隠し、ときには風を通しをしながらも強い日差しをやわらかな光りに変えてくれる日本独特の工芸品です。1000年の歴史がある日本の伝統を、100年続く技術で現代の家庭にも添えていただきたいと思っております。そしてその伝統が癒しの空間へと繋がればと考えております。
お客さまに喜んでいただける製品を届けたい、そのような思いでこれからも、品質にこだわった江戸簾の良さを多くの方々に届けていきたいと思います。

お客さまに選ばれる理由

一つ一つ真心をこめて
お作りしております

糸を一本一本操り、編み上げていく作業には、昔ながらの道具や技法が継承されています。手作りだと、素材の状態に対して編みを緩めたり締めたりする加減を微妙に調整できるので、出来上がりはよじれがなく、美しく長持ちします。

天然素材の味わいを
そのまま生かした趣があります

せっかく日本に生まれたのだから、日本の家のいい部分を住まいに残したい。最近お客さまからよくいただくご意見です。日本の伝統の生活様式や「和」のスタイルを、自然素材を通じてご提案しております。竹、ヨシ、ハギ、ゴギョウなどの天然素材の味わいをそのまま生かし、自然素材独特のぬくもりを感じていただける製品作りをしております。

品揃えが豊富です

竹、ヨシ、ハギ、ゴギョウなどの天然素材の品揃えの豊富さには自信があります。他社にない多さに驚かれることでしょう。お客さまのライフスタイルやお店の雰囲気など、ニーズに合わせた素材、商品を提案致しますので、ぜひお問い合わせください。

オーダーメイドも可能です

最先端の加工技術も取り入れ現代のニーズに合わせ、ご要望に添った寸法とデザインでお作り致します。手作りの細やかさによって世の中に一品しかない物が生産可能です。

江戸簾

簾は、古くから室内のしきりや日よけなどに使用されてきました。平安時代中期から用いられているのが記されており、江戸時代には武家のほか神社仏閣、商家などにも広まりました。

竹の場合

下ごしらえ

竹を一定の長さに切り、もみ殻・砂・塩等でこすり、水洗いする

節とり

節の部分の凸凹をカンナで削って平らにする。

竹割り

竹割り後に割った竹の順番がわかるように印をつける。ナタで大割りにし、さらに1~2cmの幅の小割りにし裏を削る。

手取り

印を目安に竹割りをする前の順番に重ねる。

乾燥

竹は水分を多く含んでいるため、7~10日間ほど天日で乾燥させる。

編み

編糸の先端に糸巻きを兼ねた投げ玉材料により形・大きさを変えるを付け、この投げ玉を編台の手前と向こう側を往復させて編み上げる

仕上げ

編み上がった簾の両端を大ハサミで切りそろえて、上下に端留めとなる桟をつける

ヨシ・ハギ・ゴギョウ等の場合

下ごしらえ

皮むけ・傷・虫食い・ねじれ等を除き、汚れているものを水洗いする

選別

用途別に、細いものから太いものへ7段階位に分ける

編み

編糸の先端に糸巻きを兼ねた投げ玉材料により形・大きさを変えるを付け、この投げ玉を編台の手前と向こう側を往復させて編み上げる。ヨシ・ハギ・ゴギョウ等の場合は、材料のモト<根本>とウラ<先端>では太さが異なるため、1本ずつ交互に編み上げる。

仕上げ

編み上がった簾の両端を大ハサミで切りそろえて、上下に端留めとなる桟をつける

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